賃貸物件の家賃保証料の仕訳(勘定科目は支払手数料)

賃貸物件の賃料保証料の仕訳
Photo photo-nic.co.uk nic via Unsplash

家賃保証料の勘定科目と仕訳

最近は賃貸物件を契約する際に、家賃保証会社を利用することが増えています。

家賃保証会社を利用する場合、初期や月額で保証料が発生します。

家賃保証料の勘定科目は「支払手数料」になります。

事務所として借りている場合は、家賃保証料を全額経費として計上することができます。

事業用口座から家賃保証料を支払った場合の仕訳例

家賃保証料として、初期費用5,000円、月額費用1,000円を支払った場合の仕訳です。事業用口座から支払ったとします。

日付借方貸方摘要
11/25支払手数料 5,000円普通預金 5,000円賃貸物件の家賃保証料 初期費用
11/25支払手数料 1,000円普通預金 1,000円賃貸物件の家賃保証料 12月分

家賃保証料なので、借方の勘定科目は「支払手数料」になります。

事業用口座からの支払いなので、貸方の勘定科目は「普通預金」になります。

自宅で仕事をしている場合の家賃保証料の按分

自宅で仕事をしている場合、家賃保証料は家事按分をして、一部を経費として計上することができます。

家賃と同じように、仕事で使っているスペースの広さや、時間で按分比率を出します。一般的には、家賃保証料の按分比率は、家賃の按分比率に合わせておくのがいいでしょう。

個人用口座から家賃保証料を支払い、家事按分する場合の仕訳例

家賃保証料として、初期費用5,000円、月額費用1,000円を支払い、30%を家事按分して経費に計上する場合の仕訳です。個人用口座から支払ったとします。

日付借方貸方摘要
11/25支払手数料 1,500円事業主借 1,500円賃貸物件の家賃保証料 初期費用(家事按分30%)
11/25支払手数料 300円事業主借 300円賃貸物件の家賃保証料 12月分(家事按分30%)

家賃保証料なので、借方の勘定科目は「支払手数料」になります。

個人用口座からの支払いなので、貸方の勘定科目は「事業主借」になります。