銀行の振込手数料の勘定科目と仕訳
銀行の振込手数料の勘定科目は「支払手数料」になります。
銀行で振込を行った際にかかる振込手数料は、「支払手数料」として経費に計上することができます。
銀行の振込手数料の仕訳例1
5,000円のマウスを銀行振込で購入して、銀行の振込手数料として300円がかかった場合の仕訳です。事業用口座から振込を行ったとします。
日付 | 借方 | 貸方 | 摘要 |
---|---|---|---|
1/25 | 消耗品費 5,000円 | 普通預金 5,300円 | マウス購入 |
支払手数料 300円 | 振込手数料 |
マウスは消耗品なので、借方の勘定科目は「消耗品費」になります。
銀行の振込手数料なので、借方の勘定科目は「支払手数料」になります。
事業用口座における振込手数料なので、貸方の勘定科目は「普通預金」になります。
銀行の振込手数料の仕訳例2
同じ例でプライベートの生活口座から振り込みを行ったときの仕訳です。
日付 | 借方 | 貸方 | 摘要 |
---|---|---|---|
1/25 | 消耗品費 5,000円 | 事業主借 5,300円 | マウス購入 |
支払手数料 300円 | 振込手数料 |
プライベートの生活口座からの支払いなので、貸方の勘定科目は「事業主借」になります。
プライベートな口座から支払ったときの振込手数料についても、事業で使うマウスを購入するために必要な手数料なので「支払手数料」として経費に計上できます。