未入金の売掛金の繰越処理
未入金の売掛金は、翌年の最初に繰越処理をします。
繰越処理の相手科目は「元入金」になります。
未入金の売掛金の繰越処理の仕訳例
たとえば、前期の11月に5千円、12月に5千円の売上があったとします。前年の仕訳はこのようになっているはずです。
日付 | 借方 | 貸方 | 摘要 |
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11/30 | 売掛金 5,000円 | 売上 5,000円 | Googleアドセンス 11月分売上 |
12/31 | 売掛金 5,000円 | 売上 5,000円 | Googleアドセンス 12月分売上 |
借方の勘定科目は「売掛金」、貸方の勘定科目は「売上」になります。
11月~12月の売掛金が未入金の場合、翌年のはじめに繰越処理の仕訳をします。
日付 | 借方 | 貸方 | 摘要 |
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1/1 | 売掛金 10,000円 | 元入金 10,000円 | (前期繰越)Googleアドセンス 11月~12月分売上 |
売掛金なので、借方の勘定科目は「売掛金」になります。
売掛金の繰越処理なので、貸方の勘定科目は「元入金」になります。