賃貸物件の敷金の繰越処理

賃貸物件の敷金の繰越処理

Photo Luis Dávila via Unsplash

賃貸物件の敷金の繰越処理

賃貸物件の敷金は、翌年の最初に繰越処理をします。

繰越処理の相手科目は「元入金」になります。

賃貸物件の敷金の繰越処理の仕訳例

前期に敷金10万円支払った場合、仕訳はこのようになっています。事業用口座から支払ったとします。

日付 借方 貸方 摘要
11/25 敷金・保証金 100,000円 普通預金 100,000円 賃貸物件の敷金

敷金なので、借方の勘定科目は「敷金・保証金」になります。

事業用口座からの支払いなので、貸方の勘定科目は「普通預金」になります。

この敷金10万円について、翌年のはじめに繰越処理の仕訳をします。

日付 借方 貸方 摘要
1/1 敷金・保証金 100,000円 元入金 100,000円 (前期繰越)賃貸物件の敷金

敷金・保証金なので、借方の勘定科目は「敷金・保証金」になります。

敷金・保証金の繰越処理なので、貸方の勘定科目は「元入金」になります。