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賃貸物件の敷金の繰越処理
賃貸物件の敷金は、翌年の最初に繰越処理をします。
繰越処理の相手科目は「元入金」になります。
賃貸物件の敷金の繰越処理の仕訳例
前期に敷金10万円支払った場合、仕訳はこのようになっています。事業用口座から支払ったとします。
日付 | 借方 | 貸方 | 摘要 |
---|---|---|---|
11/25 | 敷金・保証金 100,000円 | 普通預金 100,000円 | 賃貸物件の敷金 |
敷金なので、借方の勘定科目は「敷金・保証金」になります。
事業用口座からの支払いなので、貸方の勘定科目は「普通預金」になります。
この敷金10万円について、翌年のはじめに繰越処理の仕訳をします。
日付 | 借方 | 貸方 | 摘要 |
---|---|---|---|
1/1 | 敷金・保証金 100,000円 | 元入金 100,000円 | (前期繰越)賃貸物件の敷金 |
敷金・保証金なので、借方の勘定科目は「敷金・保証金」になります。
敷金・保証金の繰越処理なので、貸方の勘定科目は「元入金」になります。