個人事業主・フリーランスが勤務先から貰った給与の仕訳(勘定科目は事業主借)

個人事業主・フリーランスが勤務先から貰った給与の仕訳

Photo Mike Wilson via Unsplash

個人事業主・フリーランスが勤務先から貰った給与の勘定科目と仕訳

会社から受け取った給与は、事業で得た収入ではなく、個人で得た収入という扱いになります。そのため、確定申告では青色申告とは関係なく、通常の給与所得として処理します。

個人用口座で給与を受け取った場合は、青色申告には関係がないので、仕訳をする必要はありません。

事業用口座で給与を受け取った場合は、事業主のお金を一時的に借りている状態として、「事業主借」として処理します。

個人事業主・フリーランスが勤務先からの給与を事業用口座で受け取った場合の仕訳例

給与10万円が事業用口座に振り込まれた場合の仕訳です。

日付 借方 貸方 摘要
1/25 普通預金 100,000円 事業主借 100,000円 株式会社○○ 給与振込

事業用口座への振り込みなので、借方の勘定科目は「普通預金」になります。

給与は事業で得た収入ではなく、事業主個人の収入なので、貸方の勘定科目は「事業主借」になります。